使っていない銀行口座を整理して安心とスッキリ!!老後資金を守る方法

長年使っていない銀行口座、皆さんも1つはお持ちではありませんか？

「気づけば通帳が何冊も…」という方も多いと思います。

実は、使っていない口座をそのままにしておくと手数料がかかる場合やトラブルの原因になることがあります。

この記事では、私自身が実際に行った「口座整理の手順」と「注意点」をまとめました。

休眠口座とは？

以前は、10年以上取引がない口座は「休眠口座」と呼ばれ、銀行によっては「休眠貯金」と表示されることがありました

ただし、休眠口座になったからといってお金が引き出せなくなるわけではありません。手続きすれば、これまで通り残高を受け取ることができます。

しかし、近年では「休眠口座」に加えて「未利用口座」という扱いが増えています。

放置すると、どうなる？

最近では、不正利用防止などの理由から「未利用口座」に対して管理手数料を取る銀行が増えています

例えば　そりなグループの場合

2年以上取引のない普通貯金口座で残高が1万円未満だと、年間１,320円（税込）の管理手数料がかかる場合があります。

つまり、取引のない口座を持っているだけで、毎年お金が減ってしまうこともあるのです

このため、使っていない口座は早めに解約しておくのが安心です。

私が口座を整理した理由

老後を意識し始めた50代。

これからの暮らしを、見直す中で「通帳が何冊もあると管理が大変だな」と感じるようになりました

元気なうちは良くても、もし認知症になったり相続が発生した時、家族がすべての口座を確認するのは大変です。

自分にも家族にも負担をかけないように「管理できる数の口座だけにしよう」と決めて、整理を始めました

解約時に必要なものと注意点

スムーズに解約を進めるためには、次の3点を準備しておきましょう

• 本人確認書類（運転免許証　マイナンバーカードなど）
• 通帳、キャシュカード
• 届出印（登録している印鑑）

また、解約は必ず本人が銀行へ出向く必要があります

混雑の状況によっては手続きに時間がかかるため、時間に余裕のある日に行くのが、おすすめです。

　まとめ　口座整理は安心の第一歩　心もお金もすっきり

使っていない口座を整理することで、管理がぐんと楽になり、無駄な手数料も防げます

口座の使い分けは3つ程度がおすすめです

• 使う口座（日常生活）
• イベント口座（旅行、冠婚葬祭など）
• 貯金口座（将来や緊急時の備え）

これなら無理なく管理できバランスも取りやすいですね。

また、エンディングノートに記録しておけば、家族もスムーズに把握できます。

今一度、自分の口座を見直して見ましょう

きっと「お金の流れ」も「気持ち」もスッキリ整いますよ。